チームコンセプト

2010
01.20

自転車ロードレース活動は無論のこと、奈良を中心とした地域密着型の底辺拡大を図るための育成活動を主要とします。

奈良という風土は自転車に乗るという点では、他国、他県を転戦しました私とっても世界遺産が非常に多く魅力的なフィールドです。自転車プロロードレース界においても、日本最大のUCIプロステージレースである「ツアー・オブ・ジャパン」の第二ステージも行われており、またアマチュアレベルでも日本有数のヒルクライムレース「大台ヒルクライム」も行われ、他県のロード選手も羨む環境であります。しかしながら、世間一般ではそれらの認知度は非常に低く、一選手、一市民として非常に残念に思います。

そこで、今話題となっているCO2削減やエコ活動推進を前面に、地域に密着した自転車競技の普及、イメージアップを図っていきたいと考えます。

日本の自転車界は自転車関連企業のスポンサー、親会社が多いため閉鎖的になりがちで、非常に狭い世界でレースが行われているのが現実です。日本のレースのほとんどは交通事情もあり、地方の山間部で行われるものが多く、無観客に近い状態で、それゆえ露出度も低くスポンサーの協賛を得にくいとも言えます。

自転車界での地域密着型のモデルケースとしては昨年栃木県宇都宮市にて行政、地元企業の全面的なアックアップのもと、地元出身選手を中心に「宇都宮ブリッツェン」というチームが立ち上がり、「市民のチーム」としてプロツアーでも好成績を収め、地元の子供達への積極的な指導も行い評価されています。また、そのホームタウン宇都宮市で行われているUCIプロレース「ジャパンカップ」は七万人近くの観客を集め各種メディアでも注目されました。

奈良県は本年度の新潟国体の自転車競技は競技別成績において全国一位となりました。その多くの中心選手が在籍する、榛生昇陽高校(旧榛原高校)、奈良北高校等は全国トップレベルにあります。しかしながら卒業後選んだ進学先に自転車競技部が無い大学もあり、自転車を降りてしまう将来有望な選手も多くいます。そういう選手の受け皿として、このチームが役に立てればと考えます。

競技は違いますが、「Jリーグ」の成功は地元に根ざした育成システム、地元の子供たちに将来の夢を抱かせ続けたことにあると考えます。

私は子供たち始め、中高生に自転車の楽しさを伝え、自転車競技の底辺拡大や古い体質の自転車業界からの脱却を目指して生きたいと考えております。

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